自己実現

起業して、2年、3年目くらいのかたは薄々気が付いているのではないでしょうか。

それは、「講師によって主義主張、推奨する方法が違う」ということ。

たとえば、「好きなことで仕事をしましょう!」っていう人もいれば「好きなことに固執している人は稼げない」という主張をする人もいます。

さて、どっちが正解でしょう?

答えは、「どっちも正解」です。

え~!なにそれ?って思うかもしれませんよね。ですから、今回は「マズローの五大欲求」を例に、その根拠をお伝えしたいと思います。

VISION BRANDING 佐藤靖子

この記事は、ひとり起業家さんや、これから起業しよう!したい!と思っている方に向けた記事です。ブランディングと自動化で売れる仕組みづくりをオンラインスクールで教えているYACCOが解説します。

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    マズローの五大欲求とは?

    マズローの五大欲求とは、アメリカの心理学者、アブラハム・マズローによって提唱されている「欲求階層説」として知られる理論です。

    この理論は、人間の欲求が階層的に組織されていると考え、低次の欲求が満たされることで高次の欲求が生じるというものです。マズローは、以下の五つの欲求を提唱しました。

    生理的欲求(Physiological needs)

    食物、水、空気、睡眠、性欲などの基本的な欲求。これらの欲求が満たされなければ、他の欲求は二の次になります。

    安全欲求(Safety needs)

    身体的、社会的な安全が必要です。具体的には、安全な居住地、健康、安定した職場環境、金銭的安定などが挙げられます。

    社会的欲求(Social needs)

    友人、家族、コミュニティ、愛情、所属など、人との関係性が求められます。社会的な欲求を満たすことは、人間にとって心理的に重要です。

    尊重欲求(Esteem needs)

    自尊心、自己評価、尊重、承認、成功などの欲求です。この欲求は、他人からの承認や自分自身の評価によって満たされます。

    自己実現欲求(Self-actualization needs)

    個人の才能や可能性を最大限に引き出し、自己実現を目指す欲求です。この欲求は、人が自分自身の能力を最大限に発揮し、自分自身と社会全体にとってよりよい貢献をすることを目指すときに発生します。

    つまり、あなたがどのフェーズにいるか、で決まる。

    もしあなたが、「職を失った!来月の家賃が払えないかもしれない!」

    そんな状態だったらどうでしょう。きっと「安全欲求」を満たしたいと思うでしょう。そして、明日食べるごはんを心配すれば、生理的欲求も出てきますよね。

    不安で眠れなくなるかもしれません。

    大学を卒業すると多くの若者は起業するのではなく、会社に就職することを考えますね。

    それは、まだ自分にスキルも社会的経験もなく、「稼げるリソース」がない段階なのですから、いきなり自己実現欲求を満たしたいとは思わないわけです。

    まずは「毎月ちゃんとお金を稼いで安定した状態をつくりたい」と思うのは普通ですよね。

    一方、自分の経験やスキルを活かし自分のビジネスをつくり起業したい!と思う人は、40代~50代が多いんです。

    それはなぜかというと、もうその年代になると、社会的地位や、家、日々生きていくための蓄えがあって、「お金で買える欲しいものは、もう手に入れた」という人が多いんですよね。

    会社でバリバリ働きキャリアを積んできた人は、「次の自己成長」を目指して「じゃあ、私のスキルでビジネスができないかな」と思うんです。

    でも、会社でのほほーんと仕事をしてきて、「うーん、私の強みってなんだろうなぁ、自分にもビジネスってできるのかな」って思っているフェーズの人は、いきなり自己実現のために~と言われてもピンと来ないのではないでしょうか。

    たとえば、あなたがまだ20代、30代で、夫や子供がいる主婦だとしますね。

    これもまた、すでに「マズローの欲求は満たされている人」が多いんです。
    なぜならば、夫の収入という保険があって、子供がいて、女としての幸せは手に入れた。じゃあ次は自己実現!っていう風に。

    専業主婦には、「社会から取り残された気がする」と感じる女性も多いですよね。だから、「社会的欲求」を満たすために起業したい、と思うのかもしれません。

    40代、50代の人に「好きなことをするな。好きなことに固執する人は結果を出せない人が多い」という主張をしても、たしかに稼ぐ、という状態にはなりたいけれど、それがゴールではないんですね。だって、もうその状態を手に入れている人が多いから。

    あえて、好きでもないのに、ただ「稼ぎやすいから」という理由で講師に「〇〇をしなさい」と言われたところで、全然心が乗らないのは、そのためです。

    ブランディングの観点からいうと

    好きなことで仕事をしてください。

    好きでもないのに、ただ「稼げるものだから」といって選んだ商材やサービスに、あなた自身の気持ちが乗っかればいいと思います。でも乗らないなら、やめましょう。

    「稼いでから、好きなことをすればいい」
    「稼げるようになれば、ビジネスが楽しくなる」

    そういう人もいます。いていいんです。人それぞれですからね。
    でも、そういう主張する人は「若い人に多いかな」という印象ですね。

    40代、50代になると、もうそういうのは会社員だとしても経てきて、その楽しみはわかってる。そうじゃなくて、自分のスキルや経験で、社会の役に立ちたい。誰かを喜ばせたい。

    そんな気持ちがふつふつと湧いてくるのが、アラフィフなんですね。

    そういう、肚の底から沸き起こる気持ち、本心、パッション。こういうものをブランディングで見えるカタチにすることで、ビジネスがより楽しく、より充実感ややりがいを感じて、たとえつらい作業でも苦に感じない、という風になるんです。

    好きなことで仕事をしていいんですが、好きなことで「どう売れるカタチにしていくか」というのが、講師の力量であったり、マーケティング戦略だったりします。

    VISION BRANDING 佐藤靖子

    あえて、好きでもないビジネスをするために、日々ブログ書いたり動画撮ったりって、セルフブラック化するようなもの、って私は思っています。

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