ひょっとしたら、このタイトルに抵抗感を示す人がいるかもしれません。
「つきあう友達を変えるなんて、なんかちょっと上から目線じゃない?」みたいな感覚になる人もいるかもしれません。
もちろん、友達は大切です!大切にしましょう♪
でも、成功したいならば、有限である時間を「誰と過ごすか」というのは、忘れてはいけない重要なファクターです。
今回は、そんなお話をしたいと思います。
脳のコンフォートゾーンを理解しよう

人間は、慣れきった習慣を変えようとすると、脳が抵抗を示し「辛い」「しんどい」という信号を出します。コンフォートゾーンといって、慣れた習慣にいると居心地がよく安心感を覚えるためです。
たとえば、太っている人の習慣を想像してみましょう。
- 毎日、テレビを見ながら一日をダラダラと過ごしてしまう
- ながら食い、ながら飲みをしてしまう
- 体を動かすのがおっくうで嫌い
- 外出から戻ると、すぐにテレビをつけてソファーに寝っ転がってしまう
- 甘いものが好き
耳が痛い…という人もいるかもしれません。かつて、若い頃私もこういう時期を過ごしたことがありますので、わかるんですよ。
でも、この習慣に慣れてしまうと、なかなか「いけない」と思いつつも、ついつい継続してしまうんです。
なぜならば、意志の強さよりも、脳の信号の方が強いからです。
あなたが「あー、疲れた。ソファに横になってテレビみたいな」と思えば、脳はご主人様であるあなたの望みどおりに、そうするように促しているんです。
この習慣を長く続ければ続けるほど、その状況に「居心地がよく安心」と脳が覚えてしまいます。
ですから「このままじゃいけない!明日から5時に起きてウォーキングするぞ!」と覚悟を決めても、翌朝5時に目覚ましがなっても「寒い…」「眠たい…」「明日からでいっか」となって、ずるずるとコンフォートゾーンにい続けてしまうことになります。
でも、だからといってダラダラ、ズルズルとそのような状況が続くと、ますますドツボにはまります。
ですから、どこかのタイミングで必ず変えなくてはいけません。
大きな変化は失敗することが多いので、簡単で負担なくできる小さなことから始めることが大切です。
たとえば、朝寒くて起きられないなら、起きる30分くらい前からエアコンがつくようにタイマーを入れておこう、とか。眠たくて朝起きられないなら、夜10時には必ず寝られるように一日の流れを見直そうとか。そういう風に、気合いとか精神論でどうこうしようということではなく、なるべく負担なく始めることが大切です。
そして、3日続けてみる。3日続いたら、今度は3週間続けてみる。3週間くらい継続すると、脳がコンフォートゾーンから抜けられると言われています。最初の3日は大変かもしれませんが、それを頑張って乗り越えるとコンフォートゾーンから抜けられるので、ちょっとやってみてください!
時間がもっとも貴重

起業すると実感することが「あー!もっと時間が欲しい!」ということです。
会社員を辞め起業してから、毎日朝から晩まで仕事をしていましたが、ひとりでやっているとなかなか前に進まないんです。確定申告の時期とか、「あー、もう誰かにやって欲しい!」と何度思ったことかわかりません。
スタートアップの時は、収入もないので税理士を雇う余裕がないので、自分でやらなきゃいけないんですよね。
でもその他、商品設計やホームページ作成、集客のための動画撮影とかブログ執筆とか、たくさんやらなくちゃいけないことがあるんです。実際やってみると「時間がもっとも貴重だ」とわかるはずです。
ですから、時間をどう使うか、ということは起業したら嫌でも考えていくことになります。
会社員時代は、毎日会社に行って働いていれば毎月決まったお給料をいただけますが、独立すると「目標設定」「計画とダンドリ」「日々の行動」を意識しないと、どんどん時間が過ぎていってしまいます。
手帳にいつまでに、何を、どれくらいやるのか、ということを書き込んでいくわけですが、そうすると必然的にそれまでの過ごし方はできない、と気づくはずです。
会社員時代は、たとえば先輩や同僚と会社帰りに飲みに行ったりすると、たいてい、仕事の話なんだけれど会社の経営陣や上層部のやり方への不満とか、「もっとこうすればいいのに」といった話とか、そういうことだったんですよね。
そういうと、仕事のために一生懸命考えているように聞こえますけど、愚痴や不満と同じなんです。だって、本当に自分が不満を持っているなら、企画案を出して変えていけばいいわけです。でも、実際に企画を作って上司に提案する、なんてことは誰もやりませんでした。だって「日々、自分の仕事だけで大変だから、自らもっと大変になるなんて馬鹿馬鹿しい」って気持ちだからです。
これが、経営脳と雇われ脳の違いでもあります。起業すると、いかに雇われ脳であったかということを知ることになります。
ですから、いっけん前向きなように思えたとしても、ただの愚痴や不満の飲み会、というのはあるんですよね。
日々仕事をしていてうっぷんが溜まっているから、みんなお酒を飲みながら吐き出したいし、そういう時間を共に過ごすことで仲良くなったりします。
でも、起業すると、ダメなんです。それだと。
会社員だから、安定収入が入るから、時間のことを考えずに同僚と飲みに行くこともできるんです。
起業すると、良くも悪くも「サラリーマン」や「専業主婦」と話しがかみ合わなくなり、自然と距離が生まれてしまう、という人は多いですし、情報交換も有意義なものが多く、悩みをいうことはあってもそれは解決したいからどうしたらいいのか、という相談であることが多く、ただの愚痴や不満じゃないんですよね。
とはいえ、私は完全に起業家だけと付き合っているというわけではなくて、大学時代の留学仲間とは交流を楽しんでいます。それぞれが別のジャンルで活躍していて、会社員であっても経営脳の人が多いから、ということもあるかもしれません。
成功している人の習慣を真似る

よく「年商1000万円を目指すなら、すでに達成している人と過ごすとそうなる」と言われます。年商1億稼ぎたかったら、年商1億稼いでいる人と過ごす、ということです。
過ごすというのは一緒に頻繁にあったりするというわけではなく、彼らの習慣を知る、ということです。
彼らがどういう習慣で日々過ごしているのか。習慣もそうですが、モノの考え方や価値観なども、とても大切です。
コンフォートゾーンにいると、たとえば自分が500万円の年収しかないとしたら、自分と同じくらいかもっと少ない人と一緒にいた方が安心はしますよね。でも、それだと、500万円しか稼げない習慣から抜け出せません。
習慣系の本は出ていますけれど、できれば実際に会って話ができる、という環境の方がいいです。
じゃあ、どういう風にして探せばいいの?ということですが、Facebookで開催される無料セミナーやチャレンジ企画に参加してみることをおすすめします。そういう場所に集まっている人はみな自分でビジネスをしている人たちで、繋がると情報交換ができますし、自分の理想のモデルとなる人が見つかりやすいと思います。
セミナーやチャレンジ企画のいいところは、文字や動画だけでなく、実際にライブでどんな人なのか、どんな理念や目的をもってビジネスをしているのかなど伝わるからです。
たいてい、お金だけが目的の人、嘘ばかりな人というのは、なんとなーくわかってきます。
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