ひとりでビジネスを起業するとき、最初に知りたいとおもうことの1つは、なるべく回り道をしないで事業を軌道に乗せたい!ということです。
オンラインビジネスをするにあたり、まず最初に悩むのがメールによるニュースレター(いわゆるメルマガ)と、FacebookやInstagramといったソーシャルメディアのどちらが集客に優れているのかを知りたい、という声を受講生からもよく聞きます。

そこでこの記事では、ビジネス自動化で年商3000万円を目指す仕組み構築を教える佐藤靖子アカデミー講師の私が、詳しく説明したいと思います。
結論からいうと、メールマーケティングの方がSNSよりも収益化がしやすいですし、右肩上がりに成長していく資産となります。
この記事が参考になる人
- コーチ、コンサルタント、講師などひとりビジネス起業家
- オンラインで収益を上げたい人
- 副業でビジネスを始めたい人
メルマガとソーシャルメディア、ユーザー数が多いのはどっち?
今の時代、ひとり一台スマートフォンを所有しているので、自分のメールアドレスを持っていないという人はほとんどいないでしょう。
私たちがオンラインで商品を購入するとき、たとえば楽天市場やAmazon、Yahooなどのショッピングサイトに登録するときには必ずメールアドレスを要求されます。
ところが、あなたも簡単に想像できるかと思いますが、ソーシャルメディアの利用者数はメール利用者よりもぐっと下がります。
私の元同僚は30代前半から60代まで幅広くいましたが、SNSを積極的に使っているという人はほとんどいませんでした。せいぜい、家族や友人との連絡を取り合うためにLINEを使っているという人だけでした。
アメリカのメールマーケティング会社「Optin Monster」によると、15歳~24歳のユーザーの88%がソーシャルメディアを使用しているのに対し、65歳以上では37%しかソーシャルメディアを利用している人はいなかった、という結果を報告しています。
一方、電子メールの場合には年齢に関係なく、65歳以上でも85.5%、15歳~24歳では91%が利用しているということでした。
このように、電子メールはほとんどの人が利用しているけれど、ソーシャルメディアでは利用者にバラつきがあるということ。
ソーシャルメディアでじっくり教育するのは難しい

ダイレクトレスポンスマーケティングという、100年以上昔から効果が高いと言われているマーケティング手法。それは「リストビルディング➡価値提供&信頼構築➡教育➡セールス」という流れです。
自分が抱える問題にまだ気が付いてさえいない潜在顧客に問題の「気づき」を与え、その問題の原因や解決法があることを伝え、セールスしていくのです。
これは、ステップバイステップで順番に伝えていって、初めて効果が生まれるものです。
いっぽう、ソーシャルメディアは、いつも順番にあなたの投稿を見てくれるわけではありません。
ただ気まぐれに目に留まったあなたの記事を見て、いいねをしたりフォローしてくれたりしているのです。
ですから、じっくり教育をしていくのにはメールの方が向いています。
SNSでセールスは嫌がられる
そもそも、FacebookやInstagramの成り立ちを考えるとわかるのですが、
Facebookは「友達との繋がり」を目的に作られたものです。
創始者のマーク・ザッカーバーグは、学生時代や昔一緒に働いた同僚など、今はもう会うことがなくなった人たちとまた繋がりを取り戻した位という気持ちがあって、そういうメディアが欲しかったから作った、と言っています。
Instagramは「インスタ映え」という言葉があるように、写真で交流したり、自己表現をするために開発されたもの。
つまり、もともとビジネス向けに開発されているのではなく、友達や自分のファンを作るために生まれたメディアなのです。
基本はそこなので、ソーシャルメディアで売り込みをバンバンするのは嫌われますし、ソーシャルメディア運営側も本来の目的と違う使い方をされることを嫌います。
ですから、Facebookで自分のセールスページのリンクを貼ったらアカウント停止になったとか、アカウント停止にまでならなくても、あなたと繋がっている友達のフィードには表示されない、といった裏の仕組みが働いています。
そもそも、ソーシャルメディア全般、四六時中スマートフォンをいじっているようなスマホアディクトのような人ならいざしらず、いつもあなたのコンテンツをすべての人が見ているわけではありません。
実際、あなたの投稿を見る可能性が高いのは全体の10%といわれています。
これは、メルマガの平均開封率である17.8%を大幅に下回っている、とOptin Monsterも指摘しています。
ちなみに、私のメルマガの開封率は55%。約半分の人が読んでくれていますし、開封しなかった人に特定して再送することでさらに開封率はあがります。
セールスやオファーなどのメールを再送することで、開封率は70%にまで伸ばすことができています。
ソーシャルメディアの強みは拡散力

メールの方がソーシャルメディアよりも収益化はしやすいものの、集客はやはり、ソーシャルメディアの方が大きなチカラを発揮します。
ソーシャルメディアの良い点は、いいな、と思ったらシェアしてもらえること。
あなたの投稿を、より多くの人に拡散してみてもらえるようになる可能性があるということです。
ただ、ビジネス関連の投稿の場合、いいねはついてもなかなか自主的に拡散してもらえることは少ないです。
ですから、たとえば価値ある内容のお得なセミナーやワークショップ等を企画して、
「ぜひ必要な人にシェアをお願いします」と頼むといいですね。
価値あるもの、お得なものを用意しておけば、
ソーシャルメディア利用者は拡散する動機が生まれますよね。
質の高い見込み客を集められる
見込み客のメーリングリストを登録してもらうためには、登録用のランディングページが必要になります。
ソーシャルメディアの場合、タップひとつで「いいね!」ができるし、気軽にコメントができるというメリットがありますが、メールは「わざわざ自分でメールアドレスを入力して登録する」というわずらわしさが生じます。
でも、わざわざ面倒なことをしてまで登録をしてくれる、ということです。
あなたの商品やサービスに興味を持ち、もっと情報が欲しいと思っている人が登録してくれるのです。
つまり、より購入する意思が高い人があつまるのがメルマガ読者だということです。
また、文章を読むことが苦手だと感じる人は、メルマガではなくてYoutubeなどの動画を好むこともあるでしょう。
一方、メルマガを読む人は、「文章を読んで理解する」地頭の良さがある人たちだと言われています。
そこそこ長い文章を読んでくれる時点で、あなたのサービスに強い関心を持っており、さらに価値を理解するだけのベースができている優良顧客を集めることができるのです。
じゃあ、ソーシャルメディアは不要?

いいえ。どちらもやるべきです。
メルマガはリストを集め販売に繋げることができるため、「収益化」に非常に優れていますが、まずはリストを集めることをしないと、収益化はできません。
ですから、ソーシャルメディアであなたの商品やサービスに興味を持ってくれる人や、
あなたの投稿に共感しファンになってくれる人と繋がり、
メルマガ登録に促していくことで、オンラインビジネスの導線ができあがります。
ただ、メールマーケティングと数多くのソーシャルメディアを同時並行ですべてチカラを注ぎ込むのは
ひとりビジネス経営者にとっては大きな労働対価がしいられます。
ですから、あなたの見込み客となる人が、どのソーシャルメディアを好んで使っているのかを見極め、
そのメディアを優先して使っていくのがいいでしょう。
Facebookを運営しているMeta社はInstagramを買収して、今はInstagramもMeta社の傘下に入っています。
そのため、Meta社が提供している無料の「Meta Business Suite」に登録すると、FacebookページとInstagramに予約投稿ができるようになります
私のFacebookとInstagramでは、このMeta Business Suiteを通して自動で毎日同時刻に配信されるように設定しています。
私がやるのは月に1度、30日分の投稿をセットしてしまうだけ。
あとは約1か月、放置していても勝手に自動で投稿を配信してくれています。
まとめ
まずは集客のための受け皿として、メールリストを集めるための仕組みを作ることがポイントになります。
その上で、あなたの価値観や考え方など、セールス以外の投稿を狙ったソーシャルメディアでしていくことで、共感した人がフォローし見込み客に変わっていくでしょう。
このとき、メールリストを集める仕組みが完成していないと、せっかくの見込み客をザルで水を救うように取りこぼしていることになります。
たとえ一生懸命投稿をしても、「いい投稿ですね」で終わってしまうなら、
いつまでたっても収益化はできないでしょう。
ですから、ソーシャルメディアの投稿目的は「リストを集めるため」なのです。
佐藤靖子アカデミーでは、メールリストを集める仕組みづくりと同時に、メールアドレスを登録したその日に売り上げがあがる「自動化の仕組みづくり」を完成させる「マーケティングオートメーション・マスタークラス」を主宰しています。
人気の講座ですが、自動化の仕組みに私も取り組めるのかなぁ、と不安を感じている方もいらっしゃると思いますので、まずはメルマガにご登録してマーケティングを学んでくださいね。
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