サロン運営のマーケティング

美容院、歯科、整体、カイロプラクティック、エステティックサロンなど、店舗を持って運営する、いわゆる「サロンビジネス」でどう収益を上げて行けばいいか、というお話をします。

この記事の筆者である私は、20年以上にわたりサロンビジネスのためのWeb戦略(ブランディング、SEO、Web制作、しくみづくり)を行い、多くの実績をあげてきました。

とくに、SEOでGoogle検索上位に表示させ、多くの流入数を増やすことはサロンビジネスでは軸となる対策となります。

VISION BRANDING 佐藤靖子

経験20年以上の専門家である私が記事を書いています。

サロンビジネス運営者のためのマーケティングとは?

サロン運営者のためのマーケティングは、以下のようなアプローチがあります。

ターゲット層を明確にする

サロン運営者は、サロンで提供するサービスや商品の種類によって、ターゲット層を決定する必要があります。例えば、美容室の場合、男性か女性か、若者か中年以上かなど、年齢層や性別、ライフスタイルなど、ターゲット層を明確にすることで、的確なマーケティングが可能になります。

オンラインマーケティングを強化する

現代では、インターネットやスマートフォンが普及しているため、オンラインマーケティングが非常に重要です。ウェブサイトやSNSを活用し、サロンの魅力やサービス、イベント情報などを発信することで、顧客の獲得や集客力の向上が期待できます。

口コミを活用する

サロンの顧客は、満足度が高い場合には、口コミで知人や家族に広めることがあります。そのため、顧客満足度を高め、リピーターを増やすことで、口コミ効果を生かしたマーケティングができます。

顧客に特別なサービスを提供する

顧客に対して、特別なサービスを提供することで、顧客満足度を高め、リピーターを増やすことができます。例えば、誕生日月には特別な割引を提供したり、新規顧客には特別なプレゼントを贈るなど、顧客に対して優遇的なサービスを提供することで、リピート率を向上させることができます。

イベントやキャンペーンを実施する

サロンでは、イベントやキャンペーンを実施することで、顧客の獲得やリピート率の向上が期待できます。例えば、季節限定のサービスや商品、クーポン券を配布するなど、サロンの魅力をアピールすることで、新規顧客の獲得やリピート率の向上が期待できます。

以上のようなアプローチを取り入れることで、サロン運営者は効果的なマーケティングができます。

サロンビジネス経営にはホームページが超重要

ときどき、自社のホームページを持たず、ただ名前と住所だけを登録できるようなプラットホームにのみ情報を出しているサロンや治療院も見られます。

おそらく、Webを苦手とするシニア層の経営者であったり、ホームページの重要性を理解せず、プロに依頼する費用を投資と捉えられずに無料で済ませてしまっている、というようなケースかと思います。

ですが、リアル店舗ビジネスの場合、ホームページは近隣の競合ライバルとの差別化を図ることもできますし、信頼や安心感の提供、集客のハブスポット(中心軸)として展開することができるので、必須のツールとなります。

オンラインでの存在感を高めることができる

ホームページは、インターネット上でサロンの存在をアピールすることができるため、潜在的な顧客に見つけてもらいやすくなります。また、ホームページは24時間365日公開されているため、いつでも誰でもアクセスできる点もメリットです。

サービス内容や情報を発信することができる

ホームページでは、サロンのサービス内容や料金、営業時間などの情報を発信することができます。また、スタッフ紹介やお客様からの口コミなども掲載することで、信頼感を与えることができます。

予約や問い合わせがしやすくなる

ホームページに予約フォームや問い合わせフォームを設置することで、顧客からの予約や問い合わせがしやすくなります。また、オンライン予約システムを導入することで、顧客がいつでも予約できる環境を提供することができます。

ホームページからの集客が可能になる

検索エンジン最適化(SEO)を行うことで、ホームページを検索したユーザーに見つけてもらいやすくなります。また、SNSなどからのリンクを貼ることで、ホームページへのアクセス数を増やすことができます。

以上のように、ホームページはサロンビジネスにとって、集客や情報発信、予約受付などの機能を提供する重要なマーケティングツールとなります。

サロンビジネスのホームページづくりにおすすめのツール

結論からいうと、サロンビジネスには「SEO戦略」を柔軟に盛り込むには、「Wordpress」がおすすめです。

また、ポップアップウィンドウで申込を促したり、ブログ記事中、記事下に共通の申込バナーや登録フォームを一括で入れたりといった細かな戦略を盛り込むことが可能です。

ただし、Wordpressで集客に強いホームページを作るにはマーケティングやSEOに熟知した専門家が作らないと、あまり効果的なものができませんし、洗練されたデザインやブランディングができていないと、素人感丸出しの出来栄えになり、競合他社との差別化が難しくなります。

ホームページはサロンビジネス運営には非常に強力なマーケティングツールですので、お金を払って作ってもらうことをおすすめします。

でも、「まずは自分で簡単にホームページを作りたい」という方のために、専門知識がなくてもとりあえず作成できる便利ツールをご紹介します。

注意点は「無料で使えるサービス」となっていても、集客力を強化するための機能を使えるようにしたり、予約カレンダーやフォームを埋め込んだり、メール機能を使えるようにするためには有料のプランに切り替えなくてはいけない、ということがほとんどですので注意が必要です。

また、「SEO対応」となっていても、最低限のSEOしかできませんので、本格的なSEOを盛り込んだホームページを作りたければWordpressの方がいいです。

SEOではなく、「お金を出して広告から集客する」とか「SNSを強化して、SNSからの流入を高める」のであれば、低額サービスを利用して、さくっと作ることもいいと思います。

Stores.jp

ホームページやブログを無料で作れるサービスです。
物販向けのサービスではありますが、サロン運営向けの予約システムも備わっています(有料プラン)。

 

Wix

ホームページ作成ツールで有名なのがWix。

Wixと並んで有名なものにJimdoというものがありますが、クライアントが希望されて両方触ったことがありますが、圧倒的に動作が安定し使いやすいのはWixでした。

メールマーケティングや決済システムも有料プランに切り替えれば導入が可能です。
独自ドメインは有料プランからでしか使えないこと、無料プランにはWixの広告が入るので、本格的にやりたいならば有料プランに切り替えた方がいいと思います。

MOSH

ヨガサロンや音楽教室など、ひとりビジネスや小規模事業向けにオススメのサービスです。インスタグラムなどSNSと連携したり、ホームページやブログを簡単に作れます。

スマホ予約受付、事前決済、顧客管理が初期費用・月額費用ともに無料で使えますが、決済時に8パーセントの決済手数料が取られます。

VISION BRANDING 佐藤靖子

他にも色々ツールはありますが、実際に使ってみると動作が不安定だったり、使いづらかったり、ということがあったので、厳選して紹介しました。

ご参考にしてください。

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