誠実で実直なブランドを
ずっとSEOを中心に営業をしないマーケティングばかりしてきて、いざ自分が起業したとき何から始めればいいかわからず、とりあえずいくつかの起業塾やセミナーを受講しました。
SEOも個人ビジネスでは大きなパワーを発揮しますが、即効性はないのでスタートアップ時の効果的なやり方を知りたかったのです。
ですが、この世界は玉石混交としていて、売ったら終わり、どんな手を使ってでも売れば良しというようなものも存在し、オフラインビジネスとは違うものを感じました。
オンラインビジネスであろうと、10年後も続くビジネスをしたいなら、「誠実さ」がすべてです。
これは、私がブランディングを長年やってきたから言えること。
ブランドは、社会に誠実であること。
どんなに見せかけの美しい言葉を並べても、実態と異なればブランドは崩壊します。
偽りのない自分、自然体の自分でビジネスをすれば
おのずと、価値観に共感する人たちが集まる。
そして、私たち自身がストレスなく、心からビジネスを愉しみながら精魂を注げるようになる。
そんな強い思いがむくむくと大きくなり、
『誠実なブランディングで信頼と愛を。腹の底に眠る静かなパッションを光に変えて。』
というコンセプトが生まれました。
どんなに盛っても、「本当の自分」はあなたを見ている。
自分自身に偽れば、いつか心もブランドも破綻します。
揺るぎない哲学を心に秘めた人たちをサポートしたい。
自分も、お客様も裏切らないビジネスを。
そんな思いで起業しました。

背伸びをせず、
大切なものを当たり前に守りたい。
SEOやマーケティングオートメーションなど、売上に繋がる仕組みづくりをこれまで受講生に教えてきました。
ところが、受講生と接している中で仕組み化よりも、自分自身の経験やスキルのすばらしさを過小評価してしまい、なかなか前に進めないでいる人が多いことがわかりました。
これは、私自身がそうだったので前に進めないもどかしさはよくわかりました。
ブランディングは、自分を大きく見せることでも、盛ることでもありません。
むしろ、本当の自分と大きな乖離があるとひずみが生まれ、精神的に疲れてしまいます。
そうなると、本来なぜビジネスを始めたのかということを忘れてしまったり、
本来の自分を生きていないことで、虚しささえも生まれることがあります。
ブランディングをする上で、誰かと比較して「もっと良く見せなきゃ!」「あの人に勝たなきゃ!」と思って偽りの自分を演じてしまうと、大きなトラップが待っています。
私の母親は、そのように「良い自分」を演じ続けて病んでしまった人でした。
本来の自分を見失わず、自分自身で「ありのままの自分」を愛した上で、「なりたい自分」をインストールしなければ、大きなひずみが生まれてしまいます。
YACCO & Co.のブランドイメージで採用している画像は、そばかすだらけの女の子です。

私は20歳の頃まで、自信がなく、自己肯定感の低い人間でした。
それを象徴するように私の顔に広がる“そばかす”は、隠したいコンプレックスでした。
日本では美白信仰が強く、そばかすやシミはレーザーなどで取ってしまう人も多いですよね。
美と対局にあるものがそばかす、だと思っていました。
ところが、20歳でアメリカ留学した時、出会う人、出会う人、みな私の顔をのぞきこんで「そばかすがあるね」と言うのです。
私は「コンプレックスに思っていることを、よくズケズケトいうなぁ」と傷ついていたのですが、ホストマザーがこう教えてくれました。
「白人社会では、そばかすは『富と成功の象徴』なのよ。」
日焼けをしている方が生き生きと、健康的で、かつ休暇には地中海などの高級リゾートでバカンスを過ごしている成功者に見えるから、なかなか日焼けができない白人にとっては、羨ましいのだと。
そう。
恥ずかしくて一生懸命隠していたそばかすも、見る人が変わればそれは「羨望」の対象となるのです。
価値がないと思っているものに、別の人は大きな価値を見出している、ということですね。
これがブランディングの本質です。
誰もが似たような姿をしていれば、そこには個性がありません。違いが生まれなければ、多くの同業者の中で埋もれる存在となります。
多くの人に愛されようと八方美人になって自分をひた隠しにしていても、無難な表現にはうっすらと嘘っぽさが纏い、誰の心にも響くことはありません。
だから、まずは「私のことをいいなと思ってくれる人は必ずいる」ということを知る必要があります。
そのためには、本来の自分を隠さず、ありのままでお客様と接しながら「あなたが好き」と言ってもらわないと、意味がないのです。
個人ブランディングは、本来のありのままの「あなたの心」を大切にしながら、背伸びも演出もせず、自分らしい「なりたい自分」をインストールし、魅力を引き出していきます。
マーケティングオートメーションでしっかり稼ぐ
ブランディングは、ヒト・モノ・コトの情緒価値を高め、課題解決を行うものです。
その効果をオンライン上で最大限に発揮するには、しっかりと集客導線と収益につながる仕組みを作る必要があります。
多くの起業家は、素晴らしい価値ある商品を持っています。
それを売らなければ、待っている人たちを幸せにすることはできません。
ですから、起業家として「しっかり稼ぐ」というのはビジネスを安定させ、より多くの人に思いを届けるために必要なこと。
そのためには「仕組み」が必要です。
スモールビジネスの場合、多くの予算を人件費に充てられないこともあるでしょう。
ですが、今の時代は様々な便利なツールやアプリケーションがあり、メルマガ発行からセールス、決済、オンラインコンテンツ提供までオールインワンで叶えられるのです。
長年、Webの仕事をしてきたので「どのツールが最もコスパが良く、起業家を支えるか」という専門家の視点で選ぶことができ、最適なツールで比較的簡単に集客からセールスまでの自動化の仕組みを作ることができる。
ただ、マーケティングオートメーションはただのツールで、そこに人間味溢れ、心が通うものにしたい。ただの売上倍増ツールとしてではなく、誠実に起業家の想いを載せたオートメーションを教えたい。
そして、ブランディングとマーケティングオートメーションを掛け合わせ体系化することができました。


YACCO (Yasuko Sato)
ブランド・プロデューサー/マーケティングオートメーションスペシャリスト
スキル
- マーケティングオートメーション
- メールマーケティング
- Webデザイン、コーディング
- WORDPRESS
- 印刷物企画制作、編集、印刷
- Webマーケティング、コンテンツ戦略
- コンサルティング
- ブランディング
- SEO、セールスライティング
- Adobe Illustrator, Photoshop, Dreamweaver, PremierePro, InDesign
学歴
- 1995年 亜細亜大学経済学部卒
- 1992-1993年 米国セントラルワシントン州立大学留学
- 2010年 セツ・モードセミナー Drawing & Illustration
広告出版会社を経て、インハウス・クリエイティブディレクターとして
ブランディング、Web制作、デザイン、プロモーション、SEO、パンフレット制作など多岐にわたる仕事にアサイン。
企画・提案したブランディング戦略で700万円の高額商品を50人へ販売する実績を打ち出す。
就任2年後には、パラレルキャリアとして中小企業や個人ビジネス経営者向けブランディングやWebマーケティング、Webデザインを提供するビジネスをスタート。10年以上のお付き合いのあるクライアント様多数。
人生の大半を母親のケアラーとして捧げ
「自分の人生の舵取りは、もう誰にも渡さない」
「依存せずに自由に生きるためには、ブレない自分軸をつくること」
という哲学が生まれる。
「これからは人にスポットライトを当てたブランディングをしたい」
「自分の得意とするブランディングとWebマーケティングでサポートしたい」
という想いが強くなり2020年に独立、『誠実なブランディングで信頼と愛を。腹の底に眠る静かなパッションを光に変えて。』をコンセプトに現在のYACCO & Co.を立ち上げる。
YACCO & Co.は、自分だけでなくクライアントひとりひとりに光を当てて、価値観に共鳴しあう仲間をイメージして生まれた。
現在東京在住。
1年に2回、沖縄でシュノーケリングを愉しむ。
尊敬する人は、オノ・ヨーコ。
座右の銘は「私は“わたし”で生きる」
趣味は秘湯ノマドと雨の日の読書。セルフタロット&オラクルリーディング
沿革
- 2003年 副業にて中小企業・個人事業主経営者向けブランディング・Web制作の個人事業「アートデザインファーム」を開業、パラレルキャリアをスタート。副業で延べ200社のWEB制作を担当、すべて検索上位1ページに表示させるSEOでクチコミが広がる。
- オーストラリアRMIT大学と協賛し各種イベントを企画、広報とブランディングのためのすべてのメディアの総括・制作を行うクリエイティブディレクターに昇格
- 2019年 自身の資産サイトブログ設計にて、毎月30万円~80万円の自動収益化を成功
- 2020年 個人起業家向け SEOブログ集客オンラインスクール「FREPPIES」に名称変更し、独立起業
- 2022年 YACCO & Co.に名称変更。個人ビジネス、中小企業のブランディングやWebマーケティングのサポートやオンラインスクールを運営。