黒いスーツを着た女性

以前、「不安心理を煽るテクニックは、リスクしかない」その理由を記事にまとめました。

今回は「でも、テクニック本はとても参考になるし、自分ではとてもうまくいく自信がない」という人に向けて、私が提唱する「自分軸」を中心に据えたプロモーション効果についてお伝えしたいと思います。

VISION BRANDING 佐藤靖子

それでは、まずはビジネスをオンラインコンテンツにして自動化するメリットについてお話します。

自分軸がないままビジネスをすると…

「これなら儲かりそう」とか
「好きなことを仕事にすると、本来好きだったものが嫌いになってしまうからやめた方がいい。仕事は仕事と割り切った方がいい」

という考え方でビジネスをすると、たいていは途中で
「なんか違う」
「仕事が楽しくない」
という感情が芽生え、継続できません。

とくに、起業するということは、毎月安定的に通勤していればお給料がもらえる正社員とは違い、「途中で嫌になってしまったから、辞める」ということは、廃業を意味します。

確かに、お金が稼げなければ
精神的な自由も、経済的な自由も手に入れることができず、
「もう嫌だ、辞めたい。儲かる仕事がしたい」

そんな気持ちになるかもしれません。

でも、問題の原因は、「自分自身の腹の底の感情を無視して、見切り発車したこと」にあります。

中には、なんでも占いやスピリチュアルに頼って、自分の意志で決められなくなっている人もいます。

好きなことを仕事にする、 の本当の意味

起業は、「得意なこと」以前に「好きなこと」を仕事にした方がうまくいきます。

人は、得意なことでも腹の底では好きではないと思いながらやっていることは、よくあります。

端的に言うと、「大好きでたまらなくてやっている人に、勝つことはできない」からです。

「これが儲かるから」というお金だけにフォーカスして、そこに「好き」という感情が伴わなければ、何か壁にぶちあたったときに苦痛になってしまうのです。

苦痛なことは、誰でも避けて通りたいですよね。

好きなことなら、「苦痛」とさえあまり感じずに取り組むことができるのです。
本来苦痛と感じる壁さえも、好奇心で乗り越えることができます。

そして、あなたの「好き」という感情は、表情や声のトーンにも表れ、顧客に良い波動を与えることができます。

「この人、なんか暗い表情でモソモソ話してるなぁ。知識は豊富そうだけど」

という人、見たことありませんか?

仕事を大好きでやっている人は、声がはつらつとして「めっちゃ楽しそうなんだけど!」と、見ていてもハッピーになってしまうくらいのオーラがあったりします。

 

 

本人が腹の底から納得しなければ、コンサルは意味をなさない

コンサルティングによくある話しですが、

経験豊富で立派な先生が
「あなたは、これをやりなさい。これならきっとうまくいくから」と言われたものの、
本人が腹の底から納得しなければ効果は出ません。

私の受講生からもよく聞くことですが、
「以前起業塾で、テクニックばかり教えられたけど、
なんかしっくりこなかった。これやれ、あれやれ、と言われるのも苦痛だった」

というもの。

強みというのは、本人より他人がみて気が付くことが多いので、
講師は、「あなたの強みはこれだよね」と伝え気づかせる、ということから始まります。

ですが、究極的には、その強みに気が付いても、本人が

「でも、私がやりたいのはこっち」と強く思っているなら、コンサルの声は届かないし、うまくもいきません。

ひとつの実際の例でお伝えしますね。

グルテンフリーで作るお料理やケーキを作り、「グルテンフリー」を活かしたビジネスをしたい、と考えていた女性がいました。

知識も豊富で、手際よく創り出されるお料理やお菓子は、どれも評判が良いものでした。

中でも、私は彼女がつくる「グルテンフリーのケーキ」に目を留めました。

グルテンフリーを知らない人からしたら、小麦粉を使わないケーキ、という時点でものすごいインパクトがあります。

見た目の演出もお料理よりもうまくできそうだし、ニッチを絞ることで「〇〇ならあの人!」と言われるブランディングもできるだろう、と考えました。

コンサルタントとしての私の視点では、グルテンフリーのケーキを軸に、様々なビジネスの展開が想像できるので、「ケーキがいいんじゃないかな」と伝えたんですね。

ですが、彼女は「うーん、でも私自身が、ケーキに興味がないんです。頼まれれば作るし、子供や夫の誕生日には作るけど、自分がやりたいことじゃない」と言いました。

彼女が最終的に選んだのは、「ダイエット」でした。

50代になっても若々しく美しくいるための、グルテンフリーも取り入れた「ダイエット」です。

コンサルタントとしては、クライアントが「これがやりたい!」というものがあれば、それを叶えるために何をアドバイスするか、ということになります。

なぜなら、無理やりやらせたところで、本人が腹の底から納得していなければ、情熱は沸いてこないからです。

ですから、私が主催する「自分軸プロモーション」では、まず受講生ひとりひとりが自分の内面に向き合い、「これが私が人生をかけてもやりたいことだ」ということを見つけてもらうことから始めます。

そして、それが決まったら、「じゃあどういう風に売っていくのか」という次のステージに移ります。

 

自分軸は、あなたの「腹の底の声」を聴くことから

子どもの頃は、損得勘定抜きに、ただ自分が好きなことに貪欲です。

ですが、家庭や学校、職場などの人間関係の中で、どうしても自分の本音を抑えるシチュエーションというのはあって、「世間とうまくやる」という処世術を身につけます。

そんな過程で、「本来の自分の気持ち」を忘れ、日々気づかぬまま過ごしてしまうことが多いのです。

自分軸、と聞くとなんだか「自分勝手」とか「自己中」と捉え、あまりいい印象を持たない人もいるかもしれませんが、自分軸とは誰かを傷つけたり、わがままに振る舞うことではありません。

自分軸とは、「あなたが一生でやり遂げたいこと」を見つけるために必要なことなのです。

使命、と言い換えてもいいかもしれません。

なぜ、あなたは起業したいと思ったのか。

あなたが自分の人生で「仕事を通して、どんな未来を叶えたいのか」。

それは、最初は曇天のように薄い膜を張ったような、モヤモヤとしたものであることが多いです。なぜなら、ほとんどの人は「自分が腹の底から欲している感情」に気が付いていないことが多いのが普通だからです。

腹の底から欲している、 カラカラに乾いた情熱に水を与える

あなたが、腹の底から「こうなりたい」「こうありたい」という、情熱をみつけましょう。

「他の人がどう思うか」
「こんなことを語ったら、失笑されてしまいそう、馬鹿にされるに決まってる」

そんな想いが出てきたら、要注意です。

すぐに「いけない、いけない。私は今、他人軸になっている」と気がつくことが大切です。

そして「自分軸!」と声に出して言ってみましょう。

あなたが、腹の底から欲していた感情が見つかると、「私が本当にやりたかったものは、これだったんだ」と気が付くことができます。

そして、見つけることができたとき、あなたはとても温かい気持ちに包まれるような心地になると思います。

なぜなら、あなたの中にいる、本当の自分が発している声に、気がつき顕在化できたからです。

自分軸ができると、すべてが回り出す

情熱があっても一歩が出ない。

そういうことは、あなたも経験があるのではないでしょうか。

「やる気が続かないなぁ」とか「飽きっぽいなぁ」と自己嫌悪になったりすることもあるかもしれません。

ですが、それは「腹の底から沸き起こる情熱」を見つけられていないだけです。

夢中になれるものがなければ誰でも飽きますし、継続することはできません。

自分が本当にやりたかったこととはこれなんだ、というのは、
あなたの過去の経験を丁寧に探っていくと見つかります。

「私が本当にやりたかったことはこれ」

と気がつくと、両手を広げて青空の下を駆け回りたくなるくらい、
とびきりハッピーな気持ちになっている自分に気が付くはずです。

そして、ゴールが明確になり、そのゴールに達成するために、
自らどんどん行動「したく」なっていきます。

ベクトルが定まると、「今私がすべきこと」が明確になるんですね。

そのベクトルに向かうために必要なことが見えてくるので
世の中にある膨大な情報や甘い言葉に揺れ動くこともなくなります。

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