こんにちは。「ホームページを自動集客マシンに!」をスローガンに、スモールビジネス経営者向けオンラインスクールを運営している、佐藤靖子です。
さて、今回は、もしビジネスで本気で売上げを伸ばしたいなら、最低限かかるお金はやっぱりある、というお話をしたいと思います。
「何でも無料で」という感覚では難しい
今は、Youtubeやブログでたくさんの情報が入手できます。無料で学ぼうと思えば、いくらでも学べる時代ですね。
ですが、かといって「効率的に」学べるかというと話は別です。
なぜなら、インターネットの膨大な情報の中から、どの順番で、何をやればいいのか、というのを自分で判断するのは難しいですし、発信する側のレベルや知識量によって良し悪しを見分けるのは非常に難しいからです。
私は最初、とある起業塾の無料セミナーに参加したんですが、その講師が指導する内容が最後まで納得いかず(倫理的に)、すごく遠回りしてしまった、という後悔があるせいかもしれません。
WordPressは無料のオープンツールだけど、完全無料では集客マシンは作れない
たとえば、Wordpressは無料のオープンソースですけれど、ドメイン利用料、レンタルサーバー代はかかります。
だからアメブロとか、Wixの無料プランとか、そういう「無料にこだわって」いると、なかなか本格的な仕組みは作れません。無料なら無料なりの、デメリットが必ずあります。
たとえば、「動画を埋め込んで動画内でオファーするタイミングと同時に、申し込みボタンを表示させる」というのは、仕組み化や自動収益化をするためのテクニックなんですが、こういう仕様を実現させるには、アメブロなんかでは絶対にできませんし、Wixでもできません。
WordPressならプラグインをインストールすることで可能になるわけですが、やはりそういった収益化に結びつくような仕組みのプラグインの場合、無料のものはほぼなく、有料のものとなります。
ですが有料だからなぁ、と嫌煙するものではなくて、有料のプラグインというのはお金を取るだけに、アフターフォローやサポート、アップデートなどもしっかりやる傾向があります。無料のプラグインはリリースしたら何年も放置、というのはけっこうありますし、サポートは基本、ありません。
ですから、本格的な仕組みを作ろうと思ったら、やはり最低でも年間10万円~15万円くらいは必要だという印象です。
それを「もったいない」と感じてしまう場合は、オンラインビジネスで収益化をする、というのは地道にSEOでコツコツ資産ブログを書いたり、せっせとSNSを発信してアナログで攻めていく、という方法になると思います。
ただそれだと、収益を予測することができないので、やはり本格的にビジネスをしようと思ったら設備投資としてお金はかかる、用意できる、という人じゃないと厳しい、というのが現実です。
「経費」という意識を持とう
集客や収益化のツールというのは、経費になります。
ですから、ここを「ケチる」という感覚でいると、収益は伸びていきません。収益がグンと伸びてかけた経費がゼロ、ということができたとしても、今度は税金でがっぽり持っていかれてしまいます。
経費をかけず、無料にこだわってアプリやプラグイン、ツールなどを選ぶと、その代償として「簡単にできることも、複雑な仕組み化を考えなければならず、その仕組み化を調べる時間、実装する時間が奪われる」ということになります。
たとえば、ボタンひとつで連携できるような仕組みも、間にZapierを挟んで…なんていうことをやっていれば、Zapierは英語ですし専門的な知識がなければ仕組み化するのは難しいです。
ですから、有料のアプリやプラグイン、ツールというのは「時間をお金で買う」のと同義と私は捉えています。時間こそ、起業家が意識する必要がある最大の財産ですから。
ちまちまと時間をかけて調べて、実装して、エラーが起きて、そのエラーの原因を考えて…なんていう気の遠くなるような作業をして粗利を出しても、税金でがっぽり取られていくなら、必要なものは経費として使って、効率よくビジネスを回した方が絶対にいいです。
時間が奪われると、本来その時間にオファーをしたり、広告に出したりして、収益に結びつく行動ができますから、どんどんスケールしていくことができます。
ですから節約は大事ですけれど、「お金を出すことが惜しい」となんでもかんでも無料にこだわっていると、ビジネスはこじんまりとしたものに落ち着いてしまう、ということです。
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