ひとりビジネスといっても、サロン経営などのオフラインビジネスから、フリーランスで仕事を請け負うような形態の人、コーチ、コンサルタント、セラピストなど、さまざまです。
ですが、単価が数千円~数万円程度の商品しかないと、ひとりビジネスで安定的に収益を確保するのは難しいと言われています。
なぜなら、もっとも難しく、お金がかかるのは「集客」だからです。
30万円の商品をひとりに売るよりも、1万円の商品を30人に売る方が、実は難しいのです。
でも、高単価商品なんてもっていない、作れない、という人はどういう風にすれば高単価商品を買ってもらえるのか、という視点で解説したいと思います。

この記事は、ブランディングや自動化の専門家、FREPPIES・ビジネスアカデミー主宰のYACCOが解説します。
高単価商品を喜んで買ってもらうためには?
吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
1.付加価値を提供する
高単価商品は、単なる製品やサービスではなく、購入者に付加価値を提供するものであるべきです。そのためには、商品の独自性や高品質、特別な機能やサービス、エレガントなデザインやブランディングなど、何らかの付加価値を提供する必要があります。これにより、購入者は価格に見合った価値を感じ、高単価商品を喜んで買ってもらうことができます。
2.商品の魅力を強調する
高単価商品を喜んで買ってもらうためには、商品の魅力を強調することが重要です。これには、商品の特徴や利点、独自性、品質、ブランドイメージなどを明確に伝えることが必要です。また、実際に商品を使った顧客の体験談やレビューを共有することも有効です。これにより、購入者は商品の魅力をより感じ、高単価商品を喜んで買ってもらうことができます。
3.ターゲット市場を明確にする
高単価商品を喜んで買ってもらうためには、ターゲット市場を明確にすることが必要です。ターゲット市場を正確に把握し、そのニーズや欲求に合った商品を提供することで、高単価商品を喜んで買ってもらうことができます。また、ターゲット市場に適したプロモーションやマーケティング戦略を展開することも重要です。
4.顧客の信頼を得る
高単価商品を喜んで買ってもらうためには、顧客の信頼を得ることが重要です。これには、商品の品質や信頼性を確保すること、購入後のアフターサービスやサポートを提供すること、顧客からのフィードバックに迅速に対応することなどが含まれます。また、顧客からの口コミや推薦を得ることも有効です。これにより、購入者は高単価商品を信頼し、喜んで買ってもらうことができます。

では次に、ひとりビジネスで売上を安定させるためのポイントをご説明します。
ひとりビジネスで売上を安定させるためには?
高単価商品は、気軽には買ってもらう、というものではありませんよね。
しかも、今の時代は、ほしがってもいないのにセールステクニックで売り込んでしまうと、一時的な売上にはなりますが、顧客からの信頼や満足度は得られません。
ではどうしたらいいの?ということですが、、、
1.顧客のニーズに合わせた商品やサービスを提供する
顧客のニーズに合わせた商品やサービスを提供することが、売上を安定させるために重要です。顧客が求めるものを提供することで、リピート購入や口コミでの広がりを生み出し、売上の安定化につながります。
そのためには、顧客とのコミュニケーションを密にし、フィードバックを収集することが必要です。
そのコミュニケーション、どうやったらいいの?ってことですが、
サロン経営など、リアル店舗経営の場合は、積極的に感想をいただいたり、どんなことに悩んでいるのかというのを、会話を通して積極的に知る、ということが大切です。
では、オンラインビジネスの場合は?ということですが、
今は無料で使えるインスタグラムやFacebookで、フォロワーさんにアンケートを取ったり、ライブで価値を提供するなかでお客様の潜在ニーズを探る、ということが買おうです。
当然ですが、お客様が欲しいと思ってもいない商品をつくっても売れません。
たとえば、専業主婦相手に、高くて滅多に使わない、紀伊国屋とか高級スーパーに行かないと手に入らないようなハーブを使ったフランス料理を売ろうとしても、「面倒くさいわ!」と思われるのがオチですよね。
当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、職人であったり、専門家であればあるほど、顧客の潜在ニーズには気が付かず、自分が売りたいものを売りたい、と思いがちなのです。
2.顧客の獲得とフォローアップを効率的に行う
ひとりビジネスでは、顧客の獲得とフォローアップを効率的に行うことが重要です。
顧客獲得には、SEOやSNS、広告などのマーケティング手法を駆使して、見込み顧客を集めることが必要です。また、フォローアップには、自動化ツールやメールマーケティングを活用し、定期的なコンタクトを取ることが有効です。
それ、どうやればいいの?ってことですが、お勧めはメールでのやりとりです。
FacebookやInstagramでもいいですが、これらのデメリットは数字で把握したり、ベストなタイミングで送ったり見てもらったりするコントロールができないからです。
まあ、メールもSNSもどっちも活用した方がいいんですが、フォローアップをメール一本でやって、どのくらいの反応があるかを確認しやすいのは、メールマーケティング(マーケティングオートメーションツール)です。
おすすめは、私も使っているSysteme.ioというツールです。
3.業務プロセスを改善し、効率化する
ひとりビジネスでは、業務プロセスの改善と効率化が、売上を安定させるために重要です。タスクリストやプロジェクト管理ツールを活用し、業務を効率化することで、生産性を向上させ、作業量を増やすことができます。
業務プロセスの改善は、感覚ではなく数字で把握して対応すること。
そのためには、数字で管理できるツールを使うことがポイントです。
私のおすすめは、Systeme.ioというマーケティングオートメーションツールです。
4.新しいビジネスチャンスを模索する
ひとりビジネスでは、新しいビジネスチャンスを模索することが、売上を安定させるために重要です。顧客のニーズやトレンドを把握し、新しい商品やサービスを提供することで、市場の変化に対応し、競合優位性を確保することができます。
ただし、ブランディングにおいてはまったく違うジャンルには手を出さないこと。
いったいあなたが「何屋さんなのか」わからなくなります。
天ぷらもお鮨も焼肉も食べられるファミレスより、専門店の方がクオリティがいい、というのは何となく想像つきますよね。
5.経理管理を適切に行う
ひとりビジネスでは、経理管理を適切に行うことが、売上を安定させるために不可欠です。
収支のバランスを把握し、キャッシュフローを管理することで、利益を最大化し、適切な投資や経費の精算を行うことができます。
こういうのも、収益を把握するプラットフォームをなるべく簡素化して、シンプルにすることをお勧めします。
前述したSystemeでは、オンライン決済ツールと連携して収益額も一元管理できます。(銀行振込の場合は無理ですが)。
ギブ、ギブ、&ギブ。信頼を得ることから。
とにかく売上をあげたい。
そのためなら、どんな手段も択ばない、、、
そういうガツガツした人って、なんとなく、、、、わかりますよね?
SNSで発信しよう
SNSは、基本的にはコミュニケーションツールですので、ゴリゴリとセールスばかりするのは嫌われますし、「売るためにSNS使ってる」という印象を顧客に与えてしまいます。
ですから、SNSで発信する内容というのは、あなたの考えや価値観、ライフスタイルなどを中心に、顧客が知ったら嬉しい、と思えるような価値をどんどん発信していきましょう!
今の時代は、無料でSNSで誰でも発信できる(宣伝できる)ので、資本力の小さいひとり起業家にとって、最高の環境が揃っています。これは活用するっきゃありませんね。
また、主義主張や価値観がコロコロ変わるような一貫性のない発信も、顧客は見透かします。
たとえば今までは「コツコツ努力することが大事!」と主張していたのに、「風の時代」になって、いきなり「コツコツ努力するより、感覚が大事!自分の感情に素直に」みたいなことを言い出す人がいますが、見てる人は「売るために主張変えたな」と一発で気が付きます、、、
顧客の信頼っていうのは、とくにオンラインビジネスだとあなたの知らないところで失ってしまう可能性大です。
だからこそ、お客様をだますような嘘や誇張は避け、誠実な発信を心掛けましょう!
無料動画プログラム
講座ビジネスでしっかり売れる仕組みをつくる
ブランド戦略3つのステップ