ビジネスがうまくいかない、と言っている人に共通する点。
それは、言い訳がとてもお上手だ、ということです。
そして、そのことに本人は気がついていない、ということがほとんどです。
ですが、うまくいかない理由には、そこに原因が潜んでいます。

この記事は、起業家や経営者向けオンラインビジネススクール、YASUKO SATO ACADEMY講師が心理学を元に書いています。
よく耳にする「言い訳」
「だって、時間がないんです」
「子供がまだ小さくて、時間が取れません」
など、時間がない、忙しいを言い訳にしている人は、とても多いです。
そして、「それは言い訳ですよ」と指摘すると、怒りだす人さえいます。
その人にとっては、忙しくて時間がない、育児に追われて時間がない、というのは事実だからですね。
そしてこう思うのです。「あなたにはわからないわよ、私の気持なんか」。
時間がない、という言い訳以外にも、
「休みが取れないので行けません」
「僕のビジネスには、その手法はあいませんね。なぜなら~」
「それは、あなただからできることでしょう?」
などなど、あなたも思い当たる節はありませんか?
でもこれ、全部あなたが「できる」という選択をせずに、「しない」という選択をしているだけなのです。
時間がないなら、作ればいい
ビジネスが上手くいっている人は、おそらくみんなこう言うでしょう。
実際、成功して稼いでいる人は、1時間当たりの自分の単価を知っているので、無駄な付き合いや時間の浪費はしない、と決めて行動している人がほとんどです。
思考の方法が根本的に違います。
時間がないのは、自分の時間を作る、という選択をしていないだけです。
時間がない、というのは「自分の時間を作る」という選択をしていないだけです。
ドラマやYoutubeを見てあっという間に1時間経ってしまった、という生活をしているなら、それをやめる。
料理に1時間かけているなら、30分で作れるように工夫してみる。
代行サービスを利用してみる。
家族が協力してくれないというのも、家族が協力してくれない、ということを受け入れている自分がいるのです。
家事を夫が協力してくれないというけれど、協力してくれない夫を選んだのもあなたです。
「結婚前はそんな人じゃなかった」というかもしれないけれど、
それは不可抗力。人生にはそんな想定外は起こるのが当然だけれど、
やっぱり真理としてあるのは、「様々な局面において、すべては自分で選択している」ということです。
家事代行サービスをお金をかけて頼めば時間はできるし、ルンバや全自動乾燥機付き洗濯機を買えば、洗濯から干すまで、全部機械がやってくれます。
でもそれをやらないのは「お金がないから」「もったいないから」。
そう、「時間をお金で買うより、自分でやってお金を使わない方がいい」と自分が決めているんです。
協力してくれるように頼むと嫌な顔をされるから、自分で全部やってしまう、というのも、「時間の確保より、嫌な顔をされないほうがいい」というのを自分で選んでいるんです。
朝5時に起きて朝食まで2時間確保して作業にあてられるのに、
「体がもたない」といってやらないのも、あなたです。
モノゴトはそんなに白黒ケリを付けられるものではない、ということは前提の上で、
それでもやっぱり、選択しているのはあなた自身なんです。
すべては、自分で選択し、自分で決めているということを知ってください。
一見、もっともらしい言い訳
たとえば、料理関連の仕事をしている人に「高額商品をつくってみたらいかがですか?」とアドバイスをしたら、
「料理の相場は、せいぜい1万円。僕のビジネスジャンルには合わないですね」
と一見もっともらしいことを言う人がいます。
そして、そういう人はセミナーでビジネスを学んでいたりしますから、
「僕もそれくらいの知識はあるよ。でも僕のビジネスには合わないよ」
と、まさか自分が言い訳をしているとは思っていません。
できない、と思った時点で思考停止します。
「どうやったらできるだろうか」と試行錯誤して好奇心を持って考えることが大切です。
思考錯誤もしないうちから「それはできない」という自分がいるなら、
ちょっと別の視点からモノを考える練習をしてみましょう。
自分で世界は変えられる
自分の運命、自分の境遇を呪い、諦めるのは、「諦める」と自分が選択をしています。
一方で、「今までの自分とはキッパリ分かれて、新しい理想の自分になる」という選択をすれば、そのように動いていきます。
モノゴトには、見る角度、見方によって見える景色が違います。
どの角度からモノを見るかは、あなた次第なのです。
すべては自分が決めていることだ、ということが腹の底から理解するときがきたら、
色んなことがシンプルになり、決断する自分にエールを送れるようになるでしょう。
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